状況 : 場所による人の感覚と物理的状況。 この状況とは、物質的なものではなく、人がそれぞれ感じる状況である。つまり人間は同じ空間にいても、人それぞれその空間に対する感じ方は異なる。

状態 : 場所の感じ方は、人間の集中のレベルによって異なる。例えば、人は怖いとき、周辺環境を把握し安心したいために、周りの空間を理解をしようと集中する。例えば、道に迷ったとき、我々は道を見つけようと空間に集中する。反対に、慣れた道を歩くときや、ほかのことに意識がいっているときなどは、その空間に集中していない。

スイッチ : 場所の形態が変わる瞬間。

瞬間 : この瞬間に人が感じること。


空間という概念で考える前に、公園とは色々な瞬間という概念で考えられるものである。この瞬間とは、人と自然を繋げる瞬間を意味する。公園を考えるということは、瞬間を考えることである。そして、この瞬間をどのように実現することができるのか考える必要がある。

我々は、この瞬間を想像するために、この瞬間を表現するために欠かせない共通の言葉を作った: 感覚的、空間的な形態 : 物理的な場所、場所のスケール、素材、色、温度、湿度、光度, 保存度、音、香り・・・・等異なる特色。

感覚的、空間的な形態 :

運河の上に吊るされた鳥かご。鳥かごの上に自然光が差し込む穴をつくる。かごの中にえさを置く。
人が壁に沿って散歩している。沈黙、水の音、自分の足音、鳥かごへの興味、自分の息遣い、音の反響。 視覚、聴覚の集中。鳥たちが、かごの中の光に向かって舞い降りてくる。 鳥が現れ、騒々しくぶつかり合う音が反響する、 驚き、 目を引く、
そして消えうせる。

Exemple 1 : 地下道の鳥


感覚的、空間的な形態:

川沿いの環境は、蛍の成育のため整備された。8月に、木の下を月を眺めながら、川に沿って伸びる道を散歩していると、蛍が光りながら現れ、驚いて姿を消した。

Exemple 2 : 蛍

感覚的、空間的な形態:

大型店の閉店10分前、明かりが落ち、買い物の終わりを告げるふくろうの鳴き声が聞こえる。

Exemple 3 : ふくろう